AGAクリニックが結構増えてきている気がする
あまり薄毛に関心がないと全く分からない分野というかテーマではあるかもしれません。
薄毛というと育毛剤というのがまず頭に思い浮かべることも多いかもしれません。
その中でも医薬品の育毛剤などが連想されることもあるかもしれませんが、現在はAGAの治療では色々な治療法が出てきています。
選択肢はそれほど多くはありませんが、2000年以降に医薬品として認可された治療薬が薄毛治療の幅を広げてきているのは確かだと思います。
まず日本では内服薬による治療が主になってきています。プロペシアと呼ばれる治療薬には今ではジェネリックなど色々ありますが、成分名はフィナステリドと呼ばれる成分が薄毛治療の認定薬として使われています。
主に5αリダクターゼにより酵素が原因でテストステロンがジヒドロテストステロンに変換されることで髪の成長が著しく後退してしまうというのがあります。このフィナステリドはジヒドロステロンに変換されないようにするための薬です。
ですので、抜け毛防止や薄毛の防止に繋がっていきます。問題となっているのは5αリダクターゼには1型と2型が存在し、フィナステリドは主に2型の5αリダクターゼにしか効果が出ないという問題がありました。
現在ではザガーロと呼ばれる治療薬もありますが、成分名はデュタステリドと呼ばれる成分があります。
デュタステリドは1型と2型の両方に作用するのでどちらのタイプでも使用する事が出来るようです。
このように内服薬による治療法が確立されるようになってからAGAクリニックの認知度が高まってきているというのあるかもしれませんし、クリニック自体が増えてきている要因にもなっているかもしれませんね。