乾燥肌のバリア機能低下をもたらす原因は?
ただし、根本的な原因はバリア機能の低下なのですが、これを引き起こす原因というのが必ず存在するので、結局は原因となることをきちんと把握することが乾燥肌を予防したり改善するために必要になります。
まず皮脂膜に対しては、洗顔が大きな要因となります。
刺激が強いものを使うことはもちろん、洗顔のしすぎや洗顔に長い時間をかける、手のひらでこすってしまうというような洗顔を続けていると、皮脂膜を落としてしまいます。
また紫外線など外的なダメージをダイレクトに受けてしまうと、皮脂膜が傷ついたり活性酸素が発生するため細胞が破壊されてしまうので、バリア機能の低下につながります。
保湿成分の減少する原因は、加齢とスキンケア不足、食生活の乱れや睡眠不足などが挙げられます。
そもそも皮脂膜がダメージを受けると保湿成分は減少してしまうのですが、加齢によっても減少しますし、スキンケアで美容成分が補えていないことも原因となります。
そして食生活が乱れると肌の栄養も不足しますし、睡眠不足は肌の回復を遅らせるので、こういったことにも注意しましょう。